ウクライナ反汚職裁判所、ティモシェンコ容疑者への未決囚予防措置を決定
ウクライナの高等反汚職裁判所は16日、最高会議での票の買収提案容疑のかけられているユリヤ・ティモシェンコ容疑者(祖国党会派長、元首相)の未決囚予防措置として、保釈金3300万フリヴニャと行動の自由制限を決定した。
ドゥバス裁判官が発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ドゥバス裁判官は、「裁判所は次のとおり決定した。(編集注:検察の)要求を一部満たす。ティモシェンコに対し、3300万フリヴニャの保釈金を課す」と述べた。
また、ティモシェンコ容疑者には、裁判所、捜査官、あるいは検察官の呼び出しに応じること、海外渡航用旅券を提出すること、66名の最高会議議員との接触を控えること、キーウ州の外への移動を禁じること、居住地や勤務先の変更を届け出ること、といった一連の義務が課された。
写真:パウロ・バフムート/ウクルインフォルム
同時に同決定において、監視用の電子ブレスレットの装着義務については言及されなかった。
弁護側は、特別汚職対策検察(SAP)の検察官による申し立てを「根拠がない」とし、棄却するよう裁判所に求めていた。
公判中、裁判所は、ティモシェンコ容疑者とコピチン議員との会話のオリジナルの音声記録の請求、コピチン議員の証人尋問のための呼び出しに関する弁護側の申し立てを、いずれも棄却していた。
その後、ティモシェンコ容疑者は、記者団に対して、今回の措置の決定につき控訴すると発表した。また同氏は、SAP検察官が裁判時に公開した情報に同意しないと発言した。
これに先立ち、ティモシェンコ祖国党会派長(党首)は14日、国家汚職対策局(NABU)と特別汚職対策検察(SAP)にて、最高会議議員に不当報酬提供の提案容疑が通知されていた。