ウクライナ警察、過去8か月のロシアによるウクライナ領での犯罪捜査数を報告

ウクライナ国家警察は、今年2月24日から10月31日までに開始された犯罪捜査の件数は4万742件に上ると発表した。

警察がテレグラム・チャンネルで報告した

発表によれば、ウクライナ領にてロシア連邦軍及びその配下の人物によって実行された犯罪について開始された捜査件数は4万742件だという。

また、武力紛争法違反事例は2万9817件、ウクライナ領土一体性・不可侵性侵害事例が8912件、対敵協力罪事例が1841件、国家反逆罪事例が87件、破壊工作事例が37件だと発表された。

児童に対する犯罪については、児童の死亡件数は430件、負傷件数は823件、行方不明件数は249件、捜索件数は7120件、ロシア連邦への追放件数は9755件(96件が帰国済み)だと報告された。

さらに、脱占領地域にて発見された、ロシアが市民の違法拘束・拷問に使用していた場所の数は34か所、ロシア軍人による性的暴力実施の刑事捜査は43件だと書かれている。