ウクライナ外務省、ドバイで屋外ヌード撮影の宇国民12名の拘束を確認

ウクライナ外務省は、ドバイ警察が社会倫理規範への違反を受け、ウクライナ国民12名を拘束したとし、これら人物には罰金と国外追放のおそれがあると認めた。

6日、オレフ・ニコレンコ外務報道官がウクルインフォルムに伝えた。

ニコレンコ報道官は、ウクライナ領事官が本日拘束されているウクライナ国民の元を訪れたとし、加えてドバイ刑事捜査局局長とも会談を行なったと伝えた。

報道官は、「治安機関は、ウクライナ人女性の拘束理由は、倫理規範違反とソーシャルメディア上へのふさわしくない性格の写真・動画の拡散であったと認めた。アラブ首長国連邦法に従えば、そのような違法行為の罰則は、約1300米ドルの罰金とその後の国外追放となり得る」と発言した。

同氏はまた、拘置所でのこれらウクライナ国民の拘束条件は受け入れられるものであり、食事が与えられ、医療面の観察が行われており、また在ドバイ・ウクライナ領事館がこれら人物の親族との連絡を取り、状況を把握していると述べた。

これに先立ち、4月、ドバイ警察が社会倫理規範への違反を根拠に、複数の外国籍の女性を拘束したと伝えられていた。女性たちは、リゾート地区ドバイマリーナの高層ビル一室のバルコニーにて裸で撮影を行っていたことから逮捕されていた。