キーウ市内ビジネスセンターに男性が立てこもり 爆破を予告

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3日、キーウ(キエフ)市中心部のビジネスセンター「レオナルド」にて、ウズベキスタン国籍の男性が建物の爆破を予告をしながら立てこもっている。

建物周りを取り囲む警察は、近隣の通行を制限している。

ウクルインフォルムの記者が伝える。

ヘラシチェンコ内務次官は、フェイスブック・アカウントにて「8月3日12時、ウニヴェルサル銀行(シェウチェンキウシキー地区、ビジネスセンター『レオナルド』)代表者が警察に電話にて、35歳未満と見られる不明の男性が同銀行支部に入り込み、リュックザックには爆弾があり、警察を呼ぶよう要請した、と通報した」と伝えた。

写真:ヘンナジー・ミンチェンコ/ウクルインフォルム

また、同内務次官は、その後、「暫定情報では、テロ行為にて脅迫している人物は、ウズベキスタン国籍者のカリモフ・スフロブ・ラフマノヴィチ、1988年3月25日生まれ。彼らのソーシャルネットワークから判断するに、心理的に不安定な人物である」と伝えた。

次官は、現時点でこの男性の意向がどの程度真剣なものか、また本当に爆発物を持っているのかどうかわからないとし、「そのため、現在対話という戦略が選択された。現場には、保安庁(SBU)と警察の作戦本部が設置された」と伝えた。