「オデーサの密輸王」に逮捕判決 保釈金設定額は7000万フリヴニャ

11月29日、高等反汚職裁判所は、犯罪組織設立や脱税の容疑で拘束されたオデーサ市のビジネスマン、ヴァディム・アリペリン容疑者に、未決囚予防措置として、保釈金7000万フリヴニャ設定の上で逮捕する判決を下した。

ナターリヤ・モウチャン予審判事が判決を発表した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

なお、特別汚職対策検察(SAP)は、同容疑者の予防措置は保釈金2億8800万フリヴニャ設定の上での逮捕を求めていた。

これに先立ち、11月27日、国家汚職対策局(NABU)が、アリペリン氏の拘束を発表していた。捜査官は、同人物の容疑は、刑法典上の「犯罪組織の設立」(第255条1項)、「脱税」(第212条3項)、「権力・職権の乱用」(第364条2項)に該当すると発表していた。