ウクライナ検事総局、ジリノフスキー等露政治家のテロ支援容疑を裁判所に提出

検事総局は、ロシア国家院の複数委員会の委員長に関するテロ支援容疑の案件を裁判所に送付した。

25日、アンドリー・リセンコ検事総局報道官が自らのフェイスブックに書き込んだ。

リセンコ報道官は、「検事総局は、裁判所に対して、テロリズム財政支援の容疑で、ロシア連邦国家院複数委員会委員長に関する捜査案件を裁判所に送付した。その中には、ジリノフスキー(編集注:ロシア自由民主党党首)も含まれる」と書き込んだ。

リセンコ報道官は、具体的に、ロシア国家院のウラジーミル・ジリノフスキー、アレクセイ・ジデンコ、ミハイル・デグチャリョフの3名の議員に関し、刑法典第258-5条3項27の3(テロリズムへの財政支援)にのっとった違反行為に関する刑事捜査案件を、裁判審議のために、キーウ(キエフ)市シェウチェンキウシク地区裁判所に送付したと説明した。

また、同報道官は、検事総局は、引き続き、ロシア連邦政権上層部によるテロ組織「LPR」・「DPR」の物的支援への関与を示す事実の摘発を行っていくと書き込んだ。