「ロシアの標的はエネルギー、物流、都市インフラ」=ゼレンシキー宇大統領、ロシア軍のウクライナ各地への攻撃にコメント
ウクライナのゼレンシキー大統領は、26日夜から27日未明にかけて行われたロシア軍によるウクライナ各地への新たな航空攻撃について、ロシアの標的はエネルギー・システム、物流、都市インフラだったと伝えた。
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「残念ながら最近起きている、『パトリオット』や『ナサムス』用迎撃ミサイル・パッケージ供給の人為的かつ長期的な遅延は、ロシアがテロ・キャンペーンの目的を達成するのを直接的に役立っている。そのような遅延の一つ一つが、いずれかの施設に対するロシアの新たな着弾につながる。残念ながら、毎日のように攻撃が行われている。ロシアは常に新たなエスカレーションの一歩を踏み出している。状況を変えるためには、ロシアへの圧力とウクライナへの真の支援が必要だ」と主張した。
また同氏は、前夜のキーウ市内の大学キャンパスと周辺地域に対するロシア軍のミサイル攻撃による負傷者の数は12名に増加し、うち5名は大学の学生と職員だと伝えた。
ロシアのミサイル攻撃によるキーウの国立貿易経済大学の大学寮と校舎の損傷 動画:ヘオルヒー・リジェンコ/ウクルインフォルム
同氏はそして、「緊急支援当局の人々を助け、最初の攻撃の被害を除去していた時、ロシア軍は再び弾道ミサイルを使用した。全体でこの夜の間に16弾の弾道ミサイルが使用された。さらに280機以上の無人機も投じられた。残念ながら犠牲者が出ており、キーウでは特にピウデンニー橋に対する着弾があった。私たちの物流に対するロシアの作戦における深刻なエスカレーションだ」とコメントした。
夜間の弾道ミサイル攻撃によるキーウの被害 写真:ユリヤ・オウシャンニコヴァ/ウクルインフォルム
加えて同氏は、キーウ市とキーウ州、ヴィンニツャ州、ザポリッジャ州、ドニプロペトロウシク州、ハルキウ州、オデーサ州、チェルニヒウ州、スーミ州、ドネツィク州、ヘルソン州、チェルニウツィー州に対しても攻撃があったと伝え、ほぼ全ての場所でロシアの標的はエネルギー・システム、物流、都市インフラだったと報告した。