ロシアのミサイル「バンデロリ」がウクライナ攻撃中にモルドバへ侵入し爆発
17日昼のロシア軍によるウクライナに対する航空攻撃中に、ウクライナ南部オデーサ州からロシアの巡航ミサイル「バンデロリ」が国境を越え、モルドバ領内に飛来した。モルドバ国防省は、未確認の物体がタルマザ村の郊外で爆発したと発表した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルにて「バンデロリ」の越境を認めた。
空軍は、「オデーサ州からの『バンデロリ』(ジェットエンジン搭載の小型巡航ミサイル)がモルドバ共和国の方向へ国境を越えた」と伝えた。
モルドバのメディア「ニュースメーカー」は、モルドバ国防省が、モルドバ領シュテファン=ヴォダ区タルマザ村郊外で17日夕方、爆発が発生し、植生が炎上したと伝えたと報じた。未確認の物体による同国の領空侵犯が報告されているという。
国防省はまた、17時37分にクチュルガン〜ティラスポリの方向で同国の領空への航空物体の進入が記録されたとし、同省は即座に中央区画の領空を15分間閉鎖する措置を取ったと伝えた。
暫定情報によると、同物体はタルマザ村の区域で監視システムから消失したという。
モルドバ警察は、法執行機関が事件現場へ出動し、暫定の調べで爆発が集落から約3キロメートル離れた場所で発生し、郊外で植生が炎上したことを確認したと発表。区画は封鎖され、関係当局が消火作業及び状況の解明を開始したという。
暫定情報では、爆発は未確認飛行物体の地上への衝突の結果発生したものだという。
本件による負傷者はいない。
モルドバ外務省は、「この事件はモルドバの主権に対する重大な侵害であり、私たちの国民の安全に対する直接的な脅威を作り出している。このような事件は許容されない」と発表した。ニュースメーカーが報じた。
同省はまた、ロシアの対ウクライナ侵略戦争がモルドバの安全を直接脅かし続けていると強調した。
なお、17日日中、ロシア軍はウクライナ南部オデーサ州を攻撃、民家1軒が炎上し、6名が負傷していた。