ロシアは事実上、海軍基地としてのクリミアを失った=ウクライナ海軍報道官
ウクライナのプレテンチューク海軍報道官は11日、ロシアはウクライナ南部で占領を続けるクリミアを海軍基地として使用する可能性を事実上失ったとしつつ、空からウクライナの他の地域を攻撃しており、クリミア内の軍事インフラの維持も続けていると発言した。
プレテンチューク海軍報道官がテレビ番組出演時に発言した。
プレテンチューク氏は、「彼ら(編集注:ロシア)は事実上、海軍基地としてのクリミアを失った」と述べ、現在、クリミアでは事実上ロシア艦隊の配備は行われていないと指摘した。
また同氏は、ウクライナの戦力は、この地域におけるロシア側のさらなるプレゼンスを保障しているクリミアの軍事施設への攻撃を続けていると伝えた。同氏はその際、「そこでの作業は実質的に24時間年中無休で行われている。これはもちろん、ロシア側がそこでのプレゼンスを今後も維持する機会を確保している軍事インフラ施設だ」と指摘した。
同氏はそして、「まず挙げられるのは航空要素であり、これが現在、この地域の状況に影響を及ぼせるロシア側の主な能力として残っている」と述べた。
その他同氏は、ロシア領ノヴォロシースクに関しては、「それ(編集注:ノヴォロシースク)があまり信頼できないというよりも、そこが『最後』だということだ。そこは彼らがまだ自らの艦船を維持できている最後の砦である」と指摘した。
同氏はその際、ロシアは防空手段や水上手段など、様々な手段でノヴォロシースクを防護しようと試みているとし、「もちろん、そこでも実際にはそれほど容易ではないのだが、それでも彼らは水上や防空など多種多様な戦闘手段でそこを囲み、それに応じて単に生き残ろうと試みている」と説明した。