ロシア軍、キーウをミサイルと無人機で大規模攻撃 死者4名、負傷者63名
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、2日未明に同国首都キーウに対してミサイルや無人機による大規模な航空攻撃を行った。現時点までに死者が4名、負傷者が63名確認されている。
トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
トカチェンコ氏は、「現時点で、攻撃により63名が負傷したことが判明している。負傷者の内3名は、3歳、11歳、17歳の児童だ。残念ながら4名が死亡。遺族と近親者に心からの哀悼を表する」と伝えた。
キーウの診療所の被害 写真:マルヤナ・コティク/ウクルインフォルム
また、国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルにて、市内の各地区における被害を以下のとおり報告した。
・ポジリシキー地区:9階建て集合住宅への着弾により、上部階層が部分的に破壊された。瓦礫の下に人が取り残されている可能性あり。現時点で負傷者が5名確認。救助活動が継続中。別の地点の開けた場所で複数自動車が炎上。教育機関の敷地内で4階建ての建物に火災発生。公共企業の敷地で自動車及び倉庫が炎上。
キーウ市ポジリシキー地区の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
・オボロンシキー地区:建設現場の敷地内で仮設小屋が炎上。
・シェウチェンキウシキー地区:9階建て集合住宅の壁面及び屋根が部分的に損傷。
・ダルニツィキー地区:ガソリンスタンドの敷地内で火災が発生。
・ソロムヤンシキー地区:20階建て集合住宅の16階のアパートで火災発生。私有地で民家に火災発生。24階建て集合住宅の9階付近で火災発生。救助隊員が男性1名を救出。
・ホロシーウシキー地区:商業エリアの敷地で火災が発生、建物の2階と3階が破壊された。別の地点で、複数の自動車炎上、オフィスビルで火災発生、小型商業施設及び商業ビルで火災発生、ビジネスセンターで火災及び破壊発生。
キーウ市ホロシーウシキー地区の被害 写真:マルヤナ・コティク/ウクルインフォルム
・スヴャトンシンシキー地区:5階建て集合住宅で壁面が損壊、窓ガラスが破損。別の地点で、9階建ての集合住宅の屋上に軽微な損傷が発生。
・ペチェルシキー地区:未完成の建設現場の敷地内で軽微な損傷
また、今回の攻撃では、南部ドニプロペトロウシク州、ザポリッジャ州、東部ハルキウ州、中部キーウ州などでも被害が報告されている。ドニプロでは、現時点で死者が6人確認されている。
更新(6月2日9:08):負傷者数を更新。写真を追加