ウクライナ、ザポリッジャ原発を攻撃したとするロシアの主張を否定

ウクライナ防衛戦力は30日、ロシアが占拠を続けるウクライナ南部のザポリッジャ原発をウクライナ側が攻撃したとするロシアの主張を否定した。

南部防衛戦力がフェイスブック・アカウントで報告した

報告には、「ロシア連邦は、ザポリッジャ原子力発電所を『原子力脅迫』及び情報挑発の手段として利用し続けている。占領国メディアが拡散している、あたかもウクライナ防衛戦力がザポリッジャ原発の施設に対して攻撃を加えたかのような情報は、ウクライナの信用を落とし、自らの犯罪行為を隠蔽するための更なる試みである」と書かれている。

また報告には、ウクライナ防衛戦力は、ザポリッジャ原子力発電所6号機へ攻撃を加えていないとあり、ウクライナの軍人は国際人道法の規範の範囲内でのみ行動しており、原子力施設に対するいかなる行動がもたらす結果も認識していると書かれている。

ウクライナ外務省も30日、ロシアによる「ウクライナがザポリッジャ原発を攻撃した」とする非難に反論するコメントを発出した

コメントでは、「私たちは、これらの声明を、ザポリッジャ原発における核の危険の唯一かつ真の源泉である、ロシアによる同発電所の違法な占領から国際社会の注意をそらすことを目的とした、占領者による更なる情報作戦だと見なしている」と強調されている。

外務省は、ロシアのプロパガンダは、自国領土を防衛している国家(ウクライナ)が自国の原子力施設を攻撃し、そこを占領した国家(ロシア)がその「防衛者」として振る舞っているという、馬鹿げた構図を何度も繰り返し喧伝しようとしていると指摘し、その主張を繰り返す必要があるという事実自体が、既にその破綻を証明していると主張した。

また同省は、ロシアが何年も、ザポリッジャ原発の全ての区域への国際専門家の完全かつ障害のないアクセスの保障を拒否し続けていることを喚起した。とりわけ、国際原子力機関(IAEA)のミッションが同発電所に滞在している全期間を通じて、国際専門家には原子炉のタービン施設の西側部分へのアクセスが提供されていないと説明されている。さらに同省は、ロシア側は様々な口実を用いて、同発電所のその他の施設や部屋への立ち入りを組織的に制限してきたと伝えた。