ウクライナ防衛戦力、3月に約50平方キロメートルの領土を回復=シルシキー軍総司令官
ウクライナ軍のシルシキー総司令官は15日、ロシア軍がほぼ全前線で攻勢を活発化させている中、ウクライナ防衛戦力は積極的防衛を実施しており、3月には約50平方キロメートルの領土のコントロールを回復したと報告した。
シルシキー・ウクライナ軍総司令官がフェイスブック・アカウントにて報告した。
シルシキー氏は、「私たちは戦略的主導権を奪取しなければならず、そのため積極的防衛を実施している。そのおかげで、3月に私たちの軍は、敵に占領されていた約50平方キロメートルの領土のコントロールを回復した」と指摘した。
同時に同氏は、侵略国ロシアは多大な損失を被っているものの、ウクライナ制圧という計画を断念していいないと伝えた。
そして同氏は、「したがって、私たちの主な課題は、敵を殲滅し、その前進を制止し、ロシア領深部を含む後方を攻撃し、私たちの町や村の空を守ることだ」と伝えた。
同氏はさらに、毎月ウクライナ軍の活動を総括し、行動と結果の分析を行っているとした上で、「オープンな議論の中で、実施した行動の長所と短所を特定し、自らの経験から学び、効率を高めている」と述べた。
その他同氏は、天候の変化に伴い、ロシア軍が攻勢を活発化させており、全長1200キロメートルのコンタクト・ラインのほぼ全域で攻勢を仕掛けてきていると報告した。とりわけ、この1か月で戦闘列度が最も高かったのは、オレクサンドリウカ方面、ポクロウシク方面、コスチャンティニウカ方面、リマン方面であったという。
同氏はまた、「ロシアの量に対し、私たちはウクライナの戦闘遂行の質を対置させ、敵に私たちのルールに従わせ、絶えず課題遂行の期限を延期させている。敵の攻勢能力を低下させるため、占領軍の行動を支えるロシア領内の軍事施設、国防産業施設、その他施設に対する高強度の攻撃を維持している」と発言した。
その際同氏は、3月には長射程攻撃手段により、そのような施設を76か所攻撃したとし、その内15か所が石油精製産業の施設であったと報告した。