ウクライナ情報総局、南部方面のステプノヒルシク解放作戦の様子を公開

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ウクライナ国防省情報総局は、同局戦闘員は防衛戦力の他の部隊と共に、南部ザポリッジャ方面のステプノヒルシク村の解放・掃討作戦を実施していると伝えた。

13日、情報総局広報室が報告した

同作戦には、特に情報総局の特殊部隊「アルタン」が参加しているという。

13日時点で作戦の一環で、既に数百人のロシア軍兵士を殲滅し、戦車、歩兵戦闘車、希少な電子戦装置など計20点以上の敵の装甲車両に損害を与えたとある。また、ロシア軍人を捕虜にすることで、被拘束者交換用の要員を補充したと報告されている。

同局はさらに、ロシア軍は霧に紛れて1人から10人の小規模グループを送り込んでくるとし、(既にロシア軍にとって典型的となっている)「肉の浸透」戦術による攻撃を繰り返していると伝えた。情報総局の戦闘員は、これらのグループの大半を「グレーゾーン」の段階で殲滅しており、残りは近接戦闘で制圧しているという。

この戦区で敵は航空優勢を確保しようと試みており、その目的のためにFPV無人機の精鋭部隊を集中させているとある。同時に、統合された近距離防空システムとウクライナ操縦士の卓越した技術により、ウクライナ防衛戦力が空をコントロールし続けているという。

「アルタン」のトルコテューク指揮官(コードネーム「チタン」)は、今回の課題は特殊部隊にとって非典型的なものだとし、「戦闘員たちは数か月間『ゼロ地点』(編集注:最前線)に留まらなければならない。しかし、(編集注:高い)準備水準により、忍耐を効果的な攻勢へと転換することができた」と述べた。

情報総局は、ステプノヒルシクの奪還は前線ラインを平らにし、ロシア軍がザポリッジャ方面への攻勢に使用するおそれのあった足がかりとなる地点を剥奪するとともに、占領軍の兵站に対する火力制御空間を拡大させ、何より侵略国の「精鋭」部隊の士気にも打撃を与えるものだと強調している。

写真:情報総局