ウクライナ政権、クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」に法的地位を付与

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ウクライナ閣僚会議(内閣)は3日、クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」に民族の代表機関としての法的地位を付与する閣議決定を採択した。

閣僚会議公式ウェブサイトに関連決定が公開された

同決定には、「クリミア・タタール民族代議機関『メジュリス』に対し、クリミア・タタール民族の代表機関としての法的地位を確定させる」と書かれている。

さらに決定は、政権の執行機関に対し、クリミア・タタール民族評議会との協議を経た上でのクリミア・タタール語/文化の発展、クリミア・タタール語の教育を受けるクリミア・タタール民族の権利の保障、クリミア・タタール語によるメディア活動、クリミア・タタール民族の統合、「ウクライナの先住民」法で定められたその他の事項に関する法令及び決定を採択することを義務付けている。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は同日、閣僚会議に対して、メジュリスの法的地位確定問題を緊急に解決することを命じる大統領令第293/2026を発出していた

さらにゼレンシキー氏は、同日著名なクリミア・タタール人政治家、文化人、人権保護活動家、ジャーナリストなどに国家表彰を行ったことをXアカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「本日、クリミア・タタール民族の代表者たちに国家表彰を授与した。あなた方がウクライナと共にいてくれることに感謝する。私たちの国家、ウクライナの独立、私たちの権利、領土一体性のために闘う一人一人に感謝している」と語った。

また同氏は、本日、「ウクライナ全土、私たちのクリミア、私たちの全ての人々と先住民であるクリミア・タタール民族、私たちの安全、自らの土地で自由に生きる権利を守るためのより多くの現実的な機会を与える」内容の大統領令に署名したことを喚起した。

同氏はそして、「メジュリスは常にクリミア・タタール民族の代表機関であるし、事実としてそうであった。あなた方の能力をより強固にし、私たちの共通のウクライナの能力をより強固にするために、私たちはこれを法的及び政治的に確定させる」と強調した。