露軍攻撃受けたテルノーピリ、死者数が31人に増加
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19日にロシア軍によるミサイル攻撃を受けたウクライナ西部テルノーピリでは、21日時点で同攻撃による死者が31人に増加している。
ウクルインフォルムの記者が伝えた。
同日、ジュバネンコ・テルノーピリ州警察長官が、瓦礫の下から、母親と2名の子供の遺体が見つかったと発表した。
これに先立ち、ジュバネンコ氏はフェイスブック・アカウントで20日22時時点では死者数は28名に上っていると報告していた。
ジュバネンコ氏は、「11月20日22時時点で、救助隊員がテルノーピリのストゥサ通りの建物の瓦礫の下からさらに1名の遺体を引き上げた。現在人物の特定が行われている。死者数は、28名に上った」と伝えた。
報告時点で、現場での捜索・救助作業がまだ続いているという。
テルノーピリの露軍攻撃の犠牲者の弔いのために、人々が捧げた花束や人形 写真:ユリヤ・トムチシン
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、18日夜から19日朝にかけて、同国各地をミサイルと無人機で再び大規模に攻撃していた。
※更新(11月21日12:24):21日時点の情報に更新