ロシア軍、ウクライナ北部の鉄道駅を無人機で攻撃 30人が負傷

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は4日、同国北部スーミ州ショストカの鉄道駅を自爆型無人機で攻撃した。同攻撃の際に電車の車両に着弾があり、30人が負傷したことが判明している。

スヴィリデンコ宇首相がテレグラム・チャンネルで報告した

スヴィリデンコ氏は、「ロシア軍は、スーミ州ショストカの鉄道駅と旅客列車を二重の狙い定めた攻撃を行った。約30人が負傷。現場では、救助隊員、医療関係者、鉄道職員が活動し、負傷者の支援を行い、破壊の規模を評価している」と伝えた。

また同氏は、ロシア軍は鉄道への攻撃という戦術を続けているとし、それは民間インフラ、人が多く集まっているところを狙うものだと指摘した。

同氏は加えて、「それは、改めて残忍でシニカルなテロ行為だ。世界はこれを無視する権利はない。ウクライナには、より多くの防空システム、より厳格な対露制裁、パートナー国の断固たる行動が必要である。それだけが、ロシアのテロを阻止し、人々の命を救うことができる」と強調した