ロシア軍、643点の無人機とミサイルでウクライナを大規模攻撃
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、27日夜から28日朝にかけて、計643点の無人機とミサイルで同国に攻撃を仕掛けた。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
空軍は、27日20時30分時点で、ロシア軍は以下のとおり、計643点の自爆型などの無人機と巡航・弾道ミサイルでウクライナに攻撃を仕掛けてきたと報告している。
・自爆型無人機及び自爆型に似せた模倣機593機
・ジェット無人機「バンデロリ」2機(クルスク州から発射)
・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」2弾
・巡航ミサイル「Kh101」38弾
・巡航ミサイル「カリブル」8弾
今回の攻撃の主な標的となったのはキーウ市だったという。
これに対して、28日10時30分の時点で、以下611点が撃墜された、あるいは飛翔を停止したと報告されている。
・自爆型無人機及びその模倣機566機
・「バンデロリ」2機
・「Kh101」35機
・「カリブル」8機
同時に、16か所でミサイル5弾と無人機31機が着弾、25か所で撃墜された目標の破片が落下したことが確認されているとのこと。
空軍はまた、報告時点で敵の攻撃は継続しているとし、敵の無人機が飛翔を続けていると補足した。
なお、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、27日夜から28日朝にかけて、同国各地をミサイルと無人機で再び大規模に攻撃していた。キーウをはじめ、各地で死傷者・被害が報告されている。