ロシア軍、ウクライナ南部オデーサ州を攻撃 ホテルと郵便局が炎上 死者2名

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、22日から23日にかけての夜間、同国南部オデーサ州複数地点を弾道ミサイルなどで攻撃した。死者が2名確認されている。

キペル・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

キペル氏は、ロシア軍はオデーサ地区の民間インフラを攻撃し、それにより1名が死亡、社会施設が損傷したと伝えた。

また同氏は、23日未明には、ロシア軍はビルホロド=ドニストロウシキー地区タタルブナリ市の民間インフラを弾道ミサイルで攻撃してきたとし、これにより女性1名が死亡、負傷者情報もあると報告した。

国家非常事態庁も、フェイスブック・アカウントで同州への攻撃を報告している。同庁は、「敵は再びオデーサ州を攻撃した。攻撃により、5つのキオスクで火災が発生。消防士が緊急に鎮火した」と伝えた。

攻撃により、ホテル、郵便局、通信社「ウクルテレコム」、文化会館、行政サービス提供センター、自動車数台が損傷したという。

3名が負傷したと報告されている。