ロシア軍がウクライナ南部複数方面で襲撃を活発化=ウクライナ防衛戦力

ウクライナの南部防衛戦力のヴォロシン報道官は22日、同国南部では、過去一週間にわたり、ロシア軍がウクライナの陣地に対して31回の襲撃行為を実施したとし、その大半はザポリッジャ州のオリヒウ方面とフリャイポレ方面に集中していたと伝えた。

ヴォロシン報道官がウクルインフォルムの記者に対してコメントした。

ヴォロシン氏は、「過去一週間で、敵は私たちの方面で31回の突撃行動を実施し、その大半はザポリッジャ州、特にオリヒウ方面とフリャイポレ方面で生じた」と伝えた。

また同氏は、過去2、3日の間にロシア占領軍はフリャイポレ方面での襲撃行動を再開しており、ポルタウカとオリヒウシケの方面で襲撃を行なったと付け加えた。

同氏はさらに、本日、敵は久しぶりに、襲撃においてバギー、クワッドバイク、バイクを大量に使用したと述べた。

同氏はその際、「それら襲撃の戦術は、できるだけ早く私たちの陣地に侵入することを試みることであるが、それら襲撃は成功しなかった。ウクライナ防衛戦力は、10台以上あったこれらの車両のうち、数台を破壊した」と指摘した。

また同氏は、敵がコパニの集落の方向で襲撃を開始しようと試みたが、それも成功しなかったと伝えた。

写真:ヴォロシン氏本人提供