ドブロピッリャ方面での反攻により330平方キロメートルを奪還=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、防衛戦力によるドブロピッリャ及びポクロウシク方面での反転攻勢の結果、330平方キロメートルの領土を奪還し、その内170平方キロメートル強にて敵を完全に掃討したと発言した。
ゼレンシキー大統領が記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの記者が津伝えた。
ゼレンシキー氏は、「ドブロピッリャ方面とポクロウシク方面における私たちの反転攻勢について。ロシア人は私たちを包囲したがっていたが、そこでは私たちの軍が敵を殲滅するためにあらゆることを行っている。今日の時点で、約330平方キロメートルが私たちのコントロール下にあり、160平方キロメートルが解放され、170平方キロメートル超で敵を掃討した」と語った。
また同氏は、この方面にこそ敵は今後も主要な戦力を集中させるだろうとの予測を述べた。
そして同氏は、「彼らが陣地を維持するために、正にそこへと人員を投入するだろうと私たちは理解している。彼らは常にそこに増援を送ってきたが、それはドブロピッリャ方面及びポクロウシク方面が彼らの主な攻撃先だったからだ。そして今、彼らは多くの軍人を失っていることを理解した上で、そこに海軍歩兵の第61旅団を投入した」と伝えた。
同氏はその上で、同方面でのウクライナ防衛戦力のこれまでの行動を成功だとみなしていると評価した。その際同氏は、「私たちが防衛している最中に成功について語るのは容易ではないものの、それはウクライナ軍の成功だと思っている」と述べた。