ロシア軍、579点の無人機と40弾のミサイルでウクライナを大規模攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、19日夜から20日朝にかけて、同国各地を計619点の無人機とミサイルにより大規模な複合攻撃を行なった。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

空軍は、19日20時以降、ロシア軍が以下619点の無人機とミサイルで攻撃を仕掛けてきたと伝えている。

・自爆型無人機及び自爆型に似せた模倣機579機

・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」8弾

・巡航ミサイル「Kh101」32弾

この内、20日9時の時点で、以下583点が撃墜された、あるいは飛翔を停止したと書かれている。

・無人機552機

・「イスカンデルM/KN23」2弾

・「Kh101」29弾

同時に空軍は、ロシア軍は攻撃の際に、定めた目標に対して、大量のミサイルと無人機で一斉に攻撃を仕掛けるというすでに定着している戦術を用いたと報告している。

今回の攻撃で、10か所に複数ミサイルと23機の無人機が着弾、さらに10か所に撃墜された目標の破片が落下したことが確認されているという。

同時に、発表時点では、まだ複数の敵無人機がウクライナ領空を飛翔していると警告されている。

なお、19日夜から20日にかけて、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、19日夜から20日朝にかけて、同国各地を無人機とミサイルにより再び大規模に攻撃した。ドニプロをはじめ、各地で被害・死傷者が出ている。