ロシア軍、ウクライナを再び大規模空撃 キーウで死者2名、負傷者18名

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日夜から7日朝にかけて、同国各地を自爆形無人機やミサイルにより再び大規模な攻撃を行った。現時点までに、首都キーウでは死者が2名、負傷者が18名、南部ザポリッジャでは負傷者が17名確認されている。

キーウについては、内務省がテレグラム・チャンネルで報告した。

https://t.me/mvs_ukraine/53842

報告には、「キーウへのロシアの無人機とミサイルによる攻撃での死者数が2名に増加。また、18名が負傷した」と書かれている。

キーウ市内のスヴャトシンシキー地区では、9階建ての集合住宅が一部破壊され、火災の消火作業が続いているという。

キーウ市内の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム

南部ザポリッジャについては、フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて、ザポリッジャでは負傷者が17名出ていると伝えた。

フェドロウ氏は、「夜間のザポリッジャへの敵の攻撃による負傷者数が17名に上った」とし、負傷者には支援が施されていると書き込んだ。

市内では、集合住宅16軒、民家12軒、幼稚園1軒、企業建物複数が損傷しているという。