ロシア軍、ウクライナ北部の民間地雷除去団体をミサイルで攻撃 死者2名、負傷者3名
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、4日日中同国北部チェルニヒウ近郊で地雷除去活動をしていたミッションへとミサイルで攻撃した。現時点までに、死者が2名、負傷者が3名出たことが判明している。
チャウス・チェルニヒウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
チャウス長官は、「死者2名が判明している。3名が負傷で、支援が施されている」と書き込んだ。
また同氏は、攻撃されたのはデンマークに本部を持つNGO「デニッシュ・レフュジー・カウンシル(DRC)」の地雷除去人道ミッションのメンバーであるとし、ロシア軍は彼らがチェルニヒウ近郊のキセリウカ共同体で活動していたところを意図的に攻撃したと指摘した。
その際同氏は、「ロシア人はまず州に爆発物と地雷を撒き散らした。そして今彼らは、命を危険に晒しながら、ロシア侵攻の被害から大地を洗浄している民間人を殺しているのだ」と強調した。