ウクライナ情報機関、被占領下クリミアのヘリとタグボートを無人機で攻撃

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ウクライナ国防省情報総局の戦闘員は、ウクライナ南部被占領下クリミアのシンフェローポリ近郊フヴァルジーシケに位置するロシア占領軍の空軍基地で、2機のヘリコプター「Mi8」と、セヴァストーポリ湾のタグボートを無人機で攻撃した。

情報総局がフェイスブック・アカウントで報告した

報告には、「情報総局の特殊部隊『プリマリ』による、一時的被占領下クリミアにおける体系的な戦闘活動の新たな成果だ。シンフェローポリ近くのフヴァルジーシケにあるロシア侵略軍の空軍基地を、優れた無人機で攻撃した。敵のヘリコプター『Mi8』2機を攻撃することに成功した。無力化されたヘリコプターの価値はおよそ2000万から3000万ドルである」と書かれている。

また同局は、さらにセヴァストーポリ湾のタグボート、おそらく「BUK2190」にも無人機の弾頭を命中させたと伝えている。

これに先立ち、ウクライナ国防省情報総局の特殊部隊「プリマリ」は8月31日、2014年からロシアによる占領の続くウクライナ南部クリミアにて、ロシア軍のレーダー「ウチョスT」、電波望遠鏡「RT70」、複合体「グロナス」、レーダー「MR10M1 ミースM1」、防空システム「S400」のレーダー「96L6AP」を攻撃したと報告していた