ロシア軍、ウクライナ東部ロゾヴァを攻撃 鉄道駅の職員が死傷

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、5日未明東部ハルキウ州ロゾヴァへと自爆型無人機での大規模な攻撃を行なった。1名が死亡、10名が負傷したことが判明している。

ロゾヴァ市領域共同体のゼレンシキー首長がテレグラム・チャンネルで報告した

ゼレンシキー氏は、「ロゾヴァは戦争開始から最大の攻撃を受けた。重要インフラ、集合住宅、民間部門が損傷。残念ながら負傷者が出ており、児童も含まれる」と伝えた。また同氏は、「水供給を復旧させている。市の一部は停電したままだ」と伝えた。

国鉄「ウクルザリズニツャ」もまた、テレグラム・チャンネルで、鉄道駅の被害を伝え、技師1名が死亡、鉄道職員4名が負傷したと報告した。

ウクルザリズニツャは、「ロシアのテロリストがロゾヴァの鉄道インフラを大規模に攻撃した。敵攻撃の結果、鉄道駅やその他のインフラ施設が損傷。大半の人はシェルターに逃げ込めたが、犠牲者も出ている」と伝えた。亡くなったのは技師1名、負傷したのは鉄道職員4名で、負傷者には治療が施されていると書かれている。また、鉄道の臨時路線変更が生じているとも伝えられている。

国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルで、ロゾヴァへの攻撃で死者が1名、負傷者が10名確認されていると伝えた

同庁によれば、交通インフラ施設が攻撃を受けたとし、事務施設、生産施設、倉庫、その他建物、駅の屋根で火災が発生したという。

トップ写真:国家非常事態庁