ロシア軍、無人機でウクライナ東部・南部を攻撃 死傷者あり
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、同国東部ドネツィク州や南部ドニプロペトロウシク州の自治体を自爆型無人機で攻撃した。
東部ドネツィク州検察は、フェイスブック・アカウントで、同州ロディンシケへと無人機攻撃が、コスチャンティニウカへと空爆があり、女性が1名死亡、4名が負傷したと報告した。
報告には、18日5時30分にロシア軍がFPV無人航空機でボランティア団体の自動車を狙って攻撃。この団体は、ロディンシケから民間人を避難させる活動をしていたという。
攻撃により、42歳の運転手と、避難しようとしていた2名の民間人(77歳、67歳)が負傷したという。
‼️Армія рф атакувала дроном Родинське та авіабомбами Костянтинівку – одна жінка загинула, ще четверо дістали поранення ...
Опубліковано Донецька обласна прокуратура Четвер, 17 липня 2025 р.
また、その30分後には、ロシア軍はコスチャンティニウカを滑空爆弾UMPK「FAB250」で空爆。3回の空爆の内の1つで66歳の女性住民が死亡。また、64歳の男性が負傷したという。
この攻撃で、16軒の民家、自動車、送ガス管が損傷したと報告されている。
東部ハルキウ州のチュフイウでは、ミナイェヴァ市長がテレグラム・チャンネルにて、ロシア軍が18日朝からチュフイウを攻撃し、4名が負傷したと報告した。
ミナイェヴァ氏は、「4時40分頃、敵は市内の居住小地区の1つを攻撃した。今回は、負傷者が4名で、いずれにもすでに治療が施されている。民家、ホームドクターの診療所、教育機関が損傷した」と伝えた。
南部ドニプロペトロウシク州のリサク州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルで、ロシア軍が州内カムヤンシケ地区を無人機で攻撃し、2名が死亡したと報告した。
リサク氏は、「敵は無人機でカムヤンシケ地区を攻撃」「男女2名が死亡した。攻撃現場では火災が発生。行政庁舎、店、民家が損傷している」と伝えた。
またリサク氏は、同州パウロフラード地区もロシア軍の無人機で攻撃されたとし、52歳の男性が死亡、2名の住民が負傷したと報告した。
輸送企業が破損し、大きな火災が生じたという。