ロシア軍のハルキウへの無人機攻撃の犠牲者69名に上る

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ウクライナ東部ハルキウでは、7日朝のロシア軍の2回にわたる無人機攻撃による負傷などの犠牲者数が現時点までに69人に上っている。

ハルキウ州検察がテレグラム・チャンネルで報告した

報告には、1回目の攻撃につき「7月7日朝のロシアのハルキウに対する無人機攻撃により、人々が治療を要請し続けている。現時点で、36人の犠牲者が判明、内3名は児童だ」とある。

また、シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同日の午前10時以降に始まった2回目の攻撃による犠牲者は33名に上っていると伝えた

無人機攻撃を受けたハルキウの被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

シニェフボウ氏は、「ハルキウの最新の攻撃による犠牲者数が33人に増えた。負傷者の内3名は児童で、8歳と17歳の男児と10歳の女児だ。彼らは、急性ストレス障害だ。医師は犠牲者皆に必要な支援を施している」と伝えた。

なお、7日、ロシア軍は、ハルキウを2回にわたって無人機で攻撃した。1回目は、市内のシェウチェンキウシキー地区とスロビツィキー地区を、2回目(10時30分頃)はホロドノヒルシキー地区に対して攻撃を行っていた。

ウクライナ陸軍は、7日の攻撃の際には、ハルキウ州の地域採用・社会支援センター(徴兵施設)の建物と隣接する場所が攻撃され、そこで3名が負傷したと報告している