ゼレンシキー宇大統領、露軍ミサイル攻撃による軍第110旅団指揮官の死亡を認める

ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、南部ドニプロペトロウシク州フリャイポレへのロシア軍のミサイル攻撃により、旅団指揮官の死亡を含め、軍人に死傷者が出ていると発言した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージで伝えた

ゼレンシキー氏は、「今日は一日中フリャイポレへの攻撃後の瓦礫除去が続いていた。残念ながら、損耗が出ている。軍人にも民間人にもだ。第110独立機械化旅団の指揮官、ザハレヴィチ大佐や、同旅団の他の若者が死亡した。全ての遺族と近親者に心からの哀悼の意を表する」と発言した。

また同氏は、同攻撃のあった状況に関する捜査が続いていると述べ、「報告を待っている」と発言した。

同氏はその他、負傷者には支援が施されているとし、「30人以上が負傷した。私たちは、この攻撃につきロシアに必ず応える」と強調した。

これに先立ち、ロシア軍が南部ドニプロペトロウシク州フリャイポレ村に対して、暫定情報で、弾道ミサイル「イスカンデルM」2弾による攻撃を行なっていた。