ロシア軍、107機の無人機でウクライナを攻撃 74機が撃墜などで未到達

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、29日夜から30日朝にかけて自爆型などの無人機107機を同国に向けて発射した。この内ウクライナ防空は、64機を撃墜。また他10機も目標に到達しなかった。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

報告には、29日22時以降、ロシア軍は、107機の無人機(自爆型、模倣機)を発射。発射地点は、ブリャンスク、クルスク、ミレロヴォ、プリモルスコ=アフタルスク(ロシア領)、フヴァルジーシケ(被占領下ウクライナ領クリミア)だったという。

今回の主な攻撃目標は、ドネツィク州とハルキウ州だったと報告されている。

これに対して、ウクライナ防空は、30日9時の時点で、64機を撃墜。また10機は飛翔中に消失したか、電子戦機器の影響で飛翔を停止したと報告されている。

着弾は15地点で、撃墜された破片の落下は2地点で確認されたとのこと。

写真:空軍