ロシア拘束から解放されたウクライナ軍人、「国境警備庁」靴下を解放当日まで保管していた
動画
20日にロシアとの捕虜交換で解放されたウクライナの国境警備隊員の男性は、マリウポリのアゾフスタリ防衛戦の時から「国境警備庁」の略称「ДПСУ」と書かれた靴下を解放の日に履くために、拘束中ずっと保管していたという。
国境警備庁広報室が動画とともに伝えた。
ロシアの拘束から解放された国境警備隊員は、捕虜の間ずっと保管していた「ДПСУ」と書かれた靴下を見せた。
男性は、「この『ДПСУ』の靴下は、アゾフスタリの頃からのものだ。全て乗り切ったんだ」と述べた。
そして男性は、その靴下は「強靭性と記憶と忠誠の象徴だ。その象徴と一緒に戻ってきたのだ」と述べた。
これに先立ち、20日、ウクライナとロシアの間で重傷・重病カテゴリーの捕虜の新たな交換が行われていた。