ゼレンシキー宇大統領、キーウ市内の露軍ミサイル着弾現場で犠牲者を追悼

写真・動画

ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、キーウ市内のロシア軍のミサイルが着弾して集合住宅が一部崩落した現場を訪れ、犠牲者を追悼した。

ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「今日、キーウの集合住宅に榴弾ミサイルが着弾した現場を訪れた。亡くなった人を追悼した。その真夜中の建物に対する卑劣な攻撃は23人の民間人の命を奪った。遺族と近親者へ哀悼の意を捧げる。全ての被害者には支援が続けられている」と伝えた。

また同氏は、その攻撃は、世界に対して、ロシアは停戦を拒否し、殺人を選択していることを思い出させるものだと指摘した。

同氏はそして、「ウクライナが毎日強くならねばならないことを理解しているパートナーたち皆に感謝している。ロシアが戦争の真の代償を感じるよう、同国に圧力をかける準備のある人々皆に感謝している」と書き込んだ。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、17日から18日にかけての夜間、同国首都キーウをミサイルと無人機で大規模に攻撃していた。同攻撃によるキーウ市内全体での死者数は28名に上っている