ロシア軍のミサイルと無人機499点でウクライナを攻撃 内479点が撃墜・消失

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、8日夜から9日朝にかけてミサイルと無人機合計499点でウクライナを攻撃した。この内、479点がウクライナ防空戦力に撃墜されたか、飛翔中に消失した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

報告には、8日20時から9日10時30分にかけて、ロシア軍は、以下のとおり499点のミサイル・無人機で攻撃を仕掛けてきたと書かれている。

・自爆型無人機「シャヘド」及び自爆型に似せた模倣機479機(クルスク、シャタロヴォ、オリョール、ミレロヴォ、プリモルスコ=アフタルスクから発射)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」4弾(タンボフ州から発射)

・巡航ミサイル「Kh101」10弾(サラトフ州から発射)

・巡航ミサイル「Kh22」3弾(黒海上空から発射)

・対レーダーミサイル「Kh31P」2弾(黒海上空から発射)

・巡航ミサイル「Kh35」1弾(被占領下クリミアから発射)

この内、9日10時30分時点で、ウクライナ側が撃墜した、ないしは飛翔中に消失したのは以下のとおり479点。

・無人機277機撃墜、183機消失

・「Kh101」全10弾撃墜

・「キンジャル」全4弾撃墜

・「Kh22」2弾消失

・「Kh31P」全2弾撃墜

・「Kh35」全1弾撃墜

加えて、10地点で着弾、17地点で撃墜された目標の破片の落下が確認されているという。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、9日未明同国西部リウネ州をミサイルで攻撃していた。朝の時点で負傷者が1名出たことが判明している。