ゼレンシキー宇大統領、5月9〜11日の停戦と1000人対1000人の捕虜交換実施を報告

ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、米国の仲介により、ロシアから1000人対1000人の形式で捕虜交換を実施するとし、さらに5月9〜11日には停戦体制が確立しなければならないと報告した。

ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した

ゼレンシキー氏は、「本日、交渉の枠組みの一環として、米国側の仲介により、ロシアから『1000人対1000人』の形式で捕虜交換を実施する同意を得た。また、5月9、10、11日には停戦体制が確立されなければならない。ウクライナは、ロシアの拘束から自国の人々を帰還させるために一貫して取り組んでいる。私たちのチームに対し、交換に必要な全てのことを迅速に行うよう指示した」と伝えた。

同氏氏はまた、ここ数日、ウクライナによる長距離制裁に関連して、5月9日のモスクワの状況について多くの要請やシグナルがあったと伝えた。

そして同氏は、「私たちの行動における鏡の原則はよく知られており、ロシア側にも伝達済みだ。私たちの立場を決定する上でのウクライナにとっての追加的な論拠は、常に、この戦争の主要な人道問題の1つである捕虜の解放の解決である。私たちにとって赤の広場は、故郷へ帰還させることができるウクライナ人捕虜の命よりも重要ではない」と指摘した。

同氏はまた、トランプ米大統領及びそのチームによる生産的な外交的関与につき謝意を表した。同氏は加えて、「米国が、ロシア側によるそれら合意の履行を確保することを期待している」と伝えた。

さらに同氏は同日、2026年5月9日のモスクワにおけるパレード開催時に、赤の広場の区域をウクライナの兵器使用計画から除外するよう命じる大統領令第374/2026を発出した。大統領府が大統領令を公表した

大統領令には、「数多くの要請を考慮し、2026年5月8日の米国側との交渉で概説された人道目的により、2026年5月9日にモスクワ市(ロシア連邦)においてパレードを開催することを容認することを決定する」と記されている。

軍事パレードの時間となる2026年5月9日のキーウ時間午前10時から、以下の赤の広場の区域をウクライナの兵器使用計画から除外することが決定されている。

赤の広場の区域:

55.754413 37.617733

55.755205 37.619181

55.753351 37.622854

55.752504 37.621538

大統領令は署名の日から発効すると書かれている。

さらに、米国のトランプ大統領は同日、トゥルース・ソーシャルにて、ロシアとウクライナの間で5月9日〜11日までの3日間、停戦が導入されると表明した

トランプ氏は、「ロシアとウクライナの戦争において、3日間(5月9、10、11日)の停戦が生じることを発表できて嬉しく思う」と書き込んだ。

また同氏は、「ロシアでの祝典は戦勝記念日のためのものだが、ウクライナにとっても同様だ。なぜなら、ウクライナも第二次世界大戦における大きな一部であり、要因であったからだ」と指摘した。

同氏はそして、停戦は「全ての物理的(キネティック)な活動の停止」、並びに「1000人対1000人」方式による捕虜交換を伴うものになると伝えた。

さらに同氏は、「この要請は私が直接行ったものであり、プーチン大統領及びゼレンシキー大統領の同意を非常に感謝している」と書き込んだ。

同氏はまた、これが「非常に長く、致命的で、困難な戦争の終わりの始まり」となることへの期待を表明した。

同氏は加えて、「第二次世界大戦以来最大であるこの大きな紛争を終結させるための交渉は継続しており、私たちは毎日、その実現にますます近づいている」と主張した。

写真:大統領府