露軍の大規模攻撃によるキーウの負傷者23名に増加 内14名は救助隊員 死者3名
6日未明のロシア軍によるミサイルと無人機による大規模攻撃の結果、キーウでは死者数が4名、負傷者数が23名となっている(編集注:その後の報道で死者数は3名であったと修正されている)。
その内、死者3名と負傷者14名は救助隊員。国家非常事態庁広報室がフェイスブック・アカウントで伝えた。
報告には、「6月6日未明、ロシア軍は、首都に対して無人機とミサイルによる複合攻撃を行った。11時時点で、敵の攻撃により合計で3名の国家非常事態庁職員が死亡。23名が負傷、その内14名が救助隊員である」と書かれている。
現在も、同庁専門家は市内複数地区で活動しているという。
キーウ市内の被害状況についての同庁の報告は以下のとおり。
ソロムヤンシキー地区:インフラ施設で2000平方メートルに及ぶ火災発生。別の地点で16階建て集合住宅の11階部分で火災発生。3名が負傷。3名が救出された。
ホロシーウシキー地区:複数の建物で火災発生。鉄道線路が破損。1名負傷。
ドニプロウシキー地区:地下鉄駅「リボベレジュナ」近くで地下鉄線路とガソリンスタンドが破損。
キーウへの夜間攻撃の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム
#Київ: у ніч на 6 червня російські війська здійснили комбіновану атаку БпЛА та ракетами по столиці Станом на 11.00...
Опубліковано ДСНС України Пʼятниця, 6 червня 2025 р.
これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日未明に同国の首都キーウや西部・中部諸州をミサイルと無人機で大規模に攻撃していた。ロシア軍は、同国に対してミサイル45弾、無人機407機を発射。この内、ウクライナ防空戦力は、ミサイル36弾、無人機199機を撃墜。また無人機は他169機が飛翔中に消失した。