ロシア軍、「キンジャル」をウクライナ南部の港湾インフラに向け発射

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は3日朝、同国南部ミコライウ州の現在使われていない港湾インフラを空中発射型弾道ミサイル「キンジャル」で攻撃した。

キム・ミコライウ州軍行政府長官がテレビ番組出演時に発言した

キム氏は、「ロシア軍が全面侵攻で初めてミコライウ州を『キンジャル』で攻撃した。彼らは、ミコライウ郊外の港湾インフラを狙ったが、ミサイルは地面に着弾した」と伝えた。

同時に同氏は、今のところ、ロシア軍がどうして過去3年間使われておらず、人のいない港湾インフラを攻撃したのか、わかっていないと発言した。

さらに同氏は、ミコライウ州の港湾は戦闘行為が終了するまで稼働しないとし、なぜならそれらの港から出航すると被占領下のキンブルン砂州を横切ることになり、ロシア軍により民間船を攻撃されるからだと説明した。