ロシア軍、ミサイル・無人機計367点でウクライナを大規模攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、24日夜から25日朝にかけて、同国全土に対してミサイルや無人機で攻撃を行った。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

報告には、ロシア軍は、24日20時40分以降、ウクライナに対して、以下の計367点のミサイルと無人機で攻撃を仕掛けてきたと書かれている。

・弾道ミサイル「イスカンデルM/KN23」9弾(露クルスク州から発射)

・巡航ミサイル「Kh101」「カリブル」55弾(露サラトフ州、黒海海上の戦略爆撃機「Tu95」「Tu160」から発射)

・巡航ミサイル「Kh22」1弾(黒海海上の中距離爆撃機「Tu22M3」から発射)

・誘導航空ミサイル「Kh59/69」4弾(北方の戦術航空機から発射)

・無人機「シャヘド」及び模倣機計298機(露ブリャンスク、ミレロヴォ、クルスク、オリョール、プリモルスコ=アフタルスクから発射)

これに対して、ウクライナ側は、25日9時の時点で、以下の目標を撃墜した、あるいは目標が飛翔中に消失したという。

・「Kh101」「カリブル」45弾(撃墜)

・「Kh59/69」2弾(消失)

・「シャヘド」及び模倣機139機(撃墜)、127機(消失あるいは電子戦により飛行停止)

今回の攻撃でウクライナの大半の地域で被害が出ていると報告されている

写真:空軍