ロシア国防省、モスクワ含む同国各地に無人機攻撃があったと発表
ロシア国防省は、5日夜から6日朝にかけて、モスクワ他10州に無人機攻撃が行われたところ、105機の無人機を撃墜したと発表した。
BBCロシア語版が報じた。
報道によれば、ソビャニン・モスクワ市長は、モスクワに飛来した19機の無人機が撃墜されたと発表したという。
露国防省によれば、この他ブリャンスク州で32機、ヴォロネジ州で22機、ペンザ州で10機、カルーガ州で9機、ベルゴロド州で6機、リペツク州とサマラ州で各2機、ウラジーミル州、クルスク州、ロストフ州で各1機「撃墜した」という。
なお、モスクワでは、5月9日に軍事パレードが開催される。ソビャニン市長は、「撃墜」された無人機1機の破片がカシルスコエ高速道路に落下したとしつつ、暫定情報では重大な破損や犠牲者は出ていないと伝えた。
無人機攻撃があった際には、モスクワ含む複数の都市の空港が閉鎖したという。
ウクライナ側は同攻撃にコメントを出していない。
写真:第22独立機械化旅団