ロシア軍、21日未明にミサイルと無人機でウクライナを攻撃
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、21日未明ミサイルと自爆型無人機によるウクライナへの攻撃を再開した。ウクライナ防衛戦力は42機の無人機を撃墜した。
ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した。
報告には、21日2時から、ロシア軍は以下のミサイルと無人機でウクライナに攻撃を行った。
・巡航ミサイル「オニクス」1弾(一時的被占領下クリミアからヘルソン州を攻撃)
・対レーダーミサイル「Kh31P」2弾(黒海海上からミコライウ州を攻撃)
・自爆型無人機や自爆型に似せた模倣機96機(ミレロヴォ、クルスク、ブリャンスク、プリモルスコ=アフタルスク、被占領下クリミアのフヴァルジーシケ)
これに対して、ウクライナ側は、9時の時点で無人機を42機撃墜。また他47機は飛行中に消失したという。
今回の攻撃でハルキウ州、ドニプロペトロウシク州、チェルカーシ州で被害が出たと報告されている。
また、ミコライウ州軍行政府は、フェイスブック・アカウントで、ロシア軍は21日未明にミサイルでミコライウを攻撃したと報告しつつ、同時に破損や犠牲者は出なかったと補足した。
敵の攻撃は4時57分に行われたとのこと。
これに先立ち、21日未明、ウクライナでは空襲警報が発令されている際に、南部のミコライウとヘルソン、中部のチェルカーシで爆発音が鳴り響いていた。
写真:空軍