ウクライナ防衛戦力は露軍の1億ドルの価値のある爆撃機を無人機で破壊した=シルシキー宇軍総司令官

ウクライナ軍のシルシキー総司令官は、ウクライナ防衛戦力は攻撃によってロシア領内の弾薬を減らし、ロシアの航空機をさらに深部へと移動させており、さらには1億ドルの価値のある中距離爆撃機「Tu22M3」も無人機で破壊したと発言した。

シルシキー総司令官がニュースサイト「LB」へのインタビュー時に発言した

シルシキー氏は、「私はすでに、(編集注:敵の)弾薬数が減ったと述べた。私たちは、(編集注:自爆型無人機)『シャヘド』の保管所と組み立て場所を複数破壊することができ、それが彼らのその使用総数に影響を及ぼした。私たちは、飛行場へと複数回攻撃に成功し、敵は航空機をロシアの深部へと移動させなくてはならなくなった。以前は距離が100〜150キロだったのが、今は200〜300キロの、エンゲリス、シャイコフカだ。数日前、私たちの攻撃で、中距離爆撃機『Tu22M3』が破壊された。それが着陸した途端に、私たちの無人機がそれを攻撃したのだ。価値は約1億ドルだ」と強調した。

同氏はまた、ロシアの艦隊はノヴォロシースクに実質的に閉じ込められており、ロシアの防空システムも遠距離攻撃の際の標的となっていると指摘した。

写真:シルシキー軍総司令官(フェイスブック)