ロシア軍、ウクライナ南部オデーサを無人機で攻撃 4名が負傷
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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、18日から19日にかけての夜間、同国南部オデーサの市街地を無人機で攻撃した。これにより、市内広範にわたり、水、暖房、電気の供給が止まっている。
トルハノウ・オデーサ市長がテレグラム・チャンネルで伝えた。
トルハノウ氏は、「市街地への敵の大規模攻撃の被害だ。建物の多くに電気、水、暖房の供給がない。暖房は、病院や社会インフラ施設にもない」と伝えた。
また同氏は、学校14校、幼稚園13軒、住宅街の500軒以上で停電が生じ、暖房が届いていないと説明した。そして、同氏は、「専門家が被害を分析し、被害除去にどれぐらい時間がかかるか調べている。著しい破損が生じているのは、小児病院と幼稚園だ」と書き込んだ。
市内では、緊急作戦本部が設置されたという。
また、1名が負傷し、病院で治療が施されているという。
攻撃被害を受けた建物の近くでは、暖を取ったり電子機器の充電ができたりお茶を飲んだりすることのできる「不屈ポイント」が設置されたという。
さらに、キペル・オデーサ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルで、市内では児童1名を含む4名が負傷したと報告した。
写真:トルハノウ・オデーサ市長(テレグラム)