「ロシアが年越しの夜に気にかけていたのはウクライナを痛い目に合わせること」=ゼレンシキー宇大統領、露軍の無人機攻撃にコメント

ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア軍によるウクライナへのさらなる攻撃につき、年越しの夜ですらロシアが気にかけていたのは、ウクライナをいかに痛い目に合わせるかだったとコメントした。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

ゼレンシキー氏は、「年越しの夜ですら、ロシアが気にかけていたのは、いかにウクライナを痛い目に合わせるかだった。私たちの町に対する111機の攻撃型無人機だ。私たちの防空手段、機動射撃班、電子戦機器システムのおかげで、その大半は目標に到達しなかった。しかし、残念ながら、現時点で1名の死者が出たことが判明している。私は親族と近親者に哀悼の意を表明する。また、負傷者と破壊もある」と報告した。

また同氏は、毎日毎晩、職務に励み、ウクライナとウクライナ人を守っている全ての人々に感謝を伝えた。

そして同氏は、「襲撃を抑えている私たちの軍。ウクライナのどんなところでも助ける準備のある救助隊。私たちの救急隊員、医療班、命を救う仕事をする一人一人。ありがとう!」と書き込んだ。

これに先立ち、ロシア軍は、2024年12月31日から2025年1月1日にかけて、111機の自爆型などの無人機をウクライナに向けて発射。首都キーウでは、撃墜された無人機の破片の落下により、1名が死亡、7名が負傷している。