ウクライナ議会、戒厳令と総動員の期間を再延長

ウクライナの最高会議(国会)は8日、戒厳令と総動員の期間を2024年5月14日から8月11日まで90日間延長するゼレンシキー大統領の大統領令を確定する法律を可決した。

ジェレズニャク最高会議野党会派「声党」議員がテレグラム・チャンネルで伝えた

ジェレズニャク氏は、戒厳令期間延長の大統領令確定法(第11234)は賛成339票、総動員実施期間延長の大統領令確定法(第11235)は賛成336票で可決したと伝えた(過半数は226)。

なお、ウクライナでは、2022年2月24日のロシアの対ウクライナ全面侵略戦争が始まった日に、同年3月26日までの戒厳令が発令、同時に総動員が宣言された。その後、それぞれの期限は、同年4月25日、5月25日、8月23日、11月21日、2023年2月19日、5月20日、8月18日、11月15日、2024年2月14日、5月13日と段階的に延長されてきていた。