NATO、露宇戦争への直接介入の条件を2つ設定=伊報道

伊紙は、北大西洋条約機構(NATO)は、ウクライナへの侵略戦争を続けるロシアが2つの「レッドライン」の内1つを越えた場合に、同戦争へ直接介入する可能性があると報じた。

ラ・レプブリッカ紙が報じた

記事には、「戦争開始後初めてNATOは極秘手続きかつ、公式発表なく、少なくとも2つのレッドラインを設定した。そのレッドラインを越えたら、ウクライナにおける紛争への直接介入が起こり得る」と書かれている。

1つ目のレッドラインは、第三国の対ウクライナ戦争への直接・関節の介入に関するものであり、ベラルーシによるウクライナ北部からの参戦を念頭に置いたものだという。

2つ目のレッドラインは、バルト諸国、ポーランド、モルドバに対する軍事挑発だという。特に、欧米で選挙戦が行われるなど、世論が過熱する際に挑発行為があり得るとみられている。

同時に、現時点では軍の派兵を想定するような作戦計画は立てられておらず、緊急事態が生じた場合の最終手段としてのあり得る行動の評価のみが行われているのだという。