ロシア軍、ウクライナ東部バラクリヤの駅敷地をミサイル攻撃 11名負傷

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、25日に同国東部ハルキウ州バラクリヤの鉄道駅敷地をミサイルで攻撃した。着弾時には駅構内に乗客の乗った車両が停車しており、負傷者がこれまでに11人確認されている。

シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで発表した

シニェフボウ氏は、「占領軍は、電車『ハルキウ〜イジューム』の客車内に犠牲者がいる時に鉄道駅をミサイルで攻撃した。37歳、47歳、60歳の女性3名、39歳、49歳、49歳、62歳の男性4名がロシアの攻撃により様々な程度の爆発傷を負った。彼らには医療機関で治療が施されている」と伝えた。

また同氏は、バラクリヤではミサイル攻撃により、駅舎、電車車両が破損したと伝えた。その際同氏は、「鉄道駅駅舎は、窓が割れ、屋根が破損した。また、攻撃時に爆心地から15メートル離れた場所にあった電車車両も破損した」と報告した。

ハルキウ州検察は、テレグラム・チャンネルにて、負傷者は11人に上ったと報告した

また、検察は、暫定情報として、敵は空中で炸裂する爆風破片効果の弾頭を持つ「イスカンデルM」で攻撃したと伝えた。

その際検察は、攻撃の際鉄道駅には乗客の乗った電車が止まっていたのであり、敵はできるだけ多くの民間人犠牲者を出したがっていると指摘した。