ウクライナ防空戦力、露軍発射の自爆型無人機13機を全機撃墜 ミサイルは撃墜ならず

ウクライナ空軍は、5日未明にロシア軍がウクライナに向けて発射した自爆型無人機「シャヘド136/131」13機を全機撃墜したと報告した。他方で、複数のミサイルに関しては撃墜できなかった。

空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

発表には、「4月5日未明、敵は、地上発射型誘導ミサイル『S300/S400』2弾、弾道ミサイル『イスカンデルM』3弾(露ベルゴロド州から発射)、自爆型無人機『シャヘド136/131』13機(クリミア・チャウダ岬から発射)で攻撃をしてきた」と書かれている。

この内、ウクライナ防衛戦力は、ザポリッジャ州、オデーサ州、ドニプロペトロウシク州で全13機の無人機を撃墜したという。

また、ウクライナの南部防衛戦力は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は未明の無人機による攻撃で電力施設を攻撃使用としていたと伝えた

発表には、「敵は再び、自治体住宅街を通るルートを作っており、それによりザポリッジャ地区で撃墜された無人機の破片が複数の民家や経済施設の破損を招いた。人々に被害は出ていない」と書かれている。

敵の攻撃第一波はザポリッジャ州とドニプロペトロウシク州に対して行われ、ウクライナ側は2時間でザポリッジャ州で7機、ドニプロペトロウシク州で2機の無人機を撃墜したという。

第二波の攻撃は、オデーサ州に対して行われたとあり、「電力インフラに攻撃が向けられた。30分の戦闘活動で、4機全ての無人機が撃墜された」と報告されている。