ウクライナ防空部隊、ロシア軍のミサイル・無人機を12点撃墜 オデーサ州で着弾あり

ウクライナ空軍は、17日未明のロシア軍による巡航ミサイルと自爆型無人機による攻撃の際に、ミサイルを6弾、無人機を6機撃墜したと報告した。同時に、南部オデーサ州にて着弾があるとも伝えた。

空軍がテレグラム・チャンネルにて発表した

発表によれば、ロシア軍が発射したミサイルと無人機は合計16点だったという。

自爆型無人機「シャヘド136/131」は6機、南東方面(プロモルスコ=アフタルスク)と南方面(クリミアのチャウダ)から発射されたという。

巡航ミサイル「Kh101/Kh555/Kh55」は10弾、露サラトフ州エンゲルス方面の9機の戦略爆撃機Tu95msから発射されたという。

攻撃の主な目標はウクライナ南部オデーサ州であり、飛行ルート上でウクライナの防空部隊が対応したとあり、戦闘機、防空ミサイル部隊、機動射撃班などが出動したという。

結果、無人機全6機と巡航ミサイル6弾の撃墜に成功したと報告されている。

同時に、オデーサ州の農業企業の敷地に着弾したミサイルもあるとし、現場では国家非常事態庁が対応していると報告された。

オデーサ州のキペル州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、オデーサ州では、ウクライナの防空部隊が2機の無人機と5弾のミサイルを撃墜したが、他方で州内ベレジウカ地区に着弾があると報告した

キペル氏は、ロシアのテロリストは、農地、穀物庫といった農業インフラを損傷させたとしつつ、他方で死傷者は出ていないと伝えた。

写真:南部防衛戦力(テレグラム)