ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウ州を砲撃 死傷者あり

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は20日、同国東部ハルキウ州のクプヤンシクとヴォウチャンシクを砲撃した。ヴォウチャンシクでは民間人1名が死亡、クプヤンシクでは11名が負傷した。

ヴォウチャンシクの砲撃については、ウクライナ内務省がテレグラム・チャンネルで伝えた。

内務省は、ロシア軍によるヴォウチャンシクへの砲撃の結果、使われていない病院の建物で火災が発生し、集合住宅近くの芝生が炎上したと伝えた。また、1952年生まれの男性1名が破片による負傷で死亡したという。

シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、クプヤンシクも砲撃を受けたと報告した。

同氏は、「敵はクプヤンシクを1日中火砲で砲撃している」「この瞬間で、7名が重症、3名が中症、1名が現場で治療を受けた。占領者は、14時以降、市の中心部を火砲で砲撃し、地元住民の車両5台を破壊・損傷し、『ノヴァ・ポーシュタ』支局を損傷し、複数の家事を起こした」と報告した。また、負傷した民間人数は11名に上ると書き込んだ。