ウクライナ軍反転攻勢、南部前線のウロジャイネで成果あり=マリャル国防次官

ウクライナのマリャル国防次官は14日、領土奪還の反転攻勢を続けるウクライナ軍が南部前線のウロジャイネ(ドネツィク州)にて成功を上げていると発言した。同時に敵の抵抗は引き続き激しいと伝えた。

マリャル国防次官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に南部のメリトポリ方面とベルジャンシク方面のウクライナ軍の攻勢に関する質問に答える形で発言した。

マリャル氏は、「今週はウロジャイネで戦闘が続いている。そこには一定の成功がある」と発言した。

また同氏は、ウクライナ軍は隣接するスタロマヨルシケ(ドネツィク州)から南と南東でも「一定の成功」があるとし、そこの地点を固めているところだと伝えた。

同時に同氏は、ウクライナ軍は南部にて敵の非常に激しい抵抗にあっているとも述べ、「先週の南部と東部での砲撃数をまとめれば、それはおよそ1万発である。つまり、完全な弾幕だ。さらに、優位な高地での地雷除去の話もある。そのため、私たちの軍は、進路にて非常に深刻な障害に直面しているのだ」と発言した。