ロシア軍、ウクライナ南部の河川港を攻撃 4万トンの食料を破壊

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ウクライナのクブラコウ復興担当副首相兼地域発展・インフラ相は2日、ロシア軍がイラン製自爆型無人機にてウクライナ南部のドナウ川沿い河川港のインフラを攻撃し、4万トンの食料品が失われたと報告した。

クブラコウ副首相がフェイスブック・アカウントで伝えた

クブラコウ氏は、ロシア軍は、ドナウ川流域の河川港に位置する穀物貯蔵庫を攻撃したとし、これにより約4万トンの食料品が失われたと伝えた。同氏は、これらの食料品は、アフリカ諸国、中国、イスラエルに送られるはずのものだったとし、また最大の破壊が生じたのはイズマイル港だったと報告した。

また、同氏は、他にもドナウ川を通じた運輸を行う主要なウクライナ企業である「ウクライナ・ドナウ航行」社の海洋拠点とインフラも損傷したと伝えた。

そして同氏は、「世界は抵抗せねばならない。ウクライナの港への攻撃は、世界への脅威だ。私たちは自分を守ることはできるし、私たちの防空戦力は武器を効果的に使うことができる。私たちは、より多くの武器が必要なのだ。システム1つ1つが命を守る」と発言した。

写真:クブラコウ副首相(フェイスブック)