ロシア軍、ウクライナ南部クリヴィー・リフをミサイルで攻撃 6名が死亡、75名が負傷

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は7月31日、ウクライナ南部クリヴィー・リフをミサイルで攻撃。民間人が6名死亡、75名が負傷した。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官が伝えた

リサク氏は、「すでにクリヴィー・リフでは6名が死亡している。現時点の犠牲者は75名、その内6名が児童だ」と伝えた。

写真:クルク国家非常事態庁長官(フェイスブック

国家非常事態庁によれば、ロシア軍のミサイルは、9階建ての集合住宅に着弾し、アパート32戸が崩壊、37戸が損傷した

ゼレンシキー宇大統領もまた、テレグラム・チャンネルにて、クリヴィー・リフのミサイル着弾現場の動画とともにメッセージを発出した。なお、クリヴィー・リフは、ゼレンシキー氏の生まれ故郷。

ゼレンシキー氏は、「クリヴィー・リフのロシアのミサイル着弾現場にて、救助作戦が続いている。暫定では、2弾の弾道ミサイルだ。9階建て集合住宅の4つの階が完全に破壊された。作業は困難だ。建物の構造の一部が崩れ落ちてしまっている。テロリストはまた、大学の建物と管理棟も狙った」と伝えた上で、死傷者とその遺族・関係者への哀悼を表明した。

また、ルカシュク・ドニプロペトロウシク州議会議長は、テレグラム・チャンネルにて、ミサイルが着弾した4階建ての教育施設の写真を公開した。

ルカシュク氏は、「これが今日占領者がミサイルで破壊した教育施設だ。より正しくは、それから残ったものだ」と書き込んだ。同氏はまた、救助隊の情報では、この着弾地点では、1名が死亡、18名が負傷したと伝えた。